デュエマで生きている

青邏さんの頭の中です。特に価値はない。

5色コントロールについて

青邏さんです。

今回は5色コントロール(以下5Cコントロール)についてです。

多分みなさんのイメージとしては、

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こんなところでしょう。

まあ正解と言えば正解です。色んなカードが入っているイメージだと思います。

5Cコントロールは全ての文明を使えるため、全ての文明の特性を活かす事ができるという事です。なんか強そうですね。

・高コスト

・高パワー

・高額カード

これら(3K)の塊なので普通に強いです。しかし5Cコントロールにも弱点はあります。それについてお話します。

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メガマナロックドラゴンです。

5文明使うため、最大5マナ使えなくされてしまいます。お話にならない。殿堂カードなのが救いではありますが、まだまだあります。

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ランデスです。

基本的に多色で5色の基盤を構成するため1ランデスされるだけで最大で3色なくなるなんて事がありえます。

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さあ分かりますか?

実はミラーでも起こり得るVAN、ナンバーナイン(呪文を止められる又はコスト上昇)などによって行動を抑制させられると厳しいです。

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最後に速攻デッキです。

基本的にトリガーをいっぱい入れていますが、貫通されることも普通にあります。また除去しきれない。防御札が尽きるなど様々な負ける要因があります。

以上が大まかな5Cコントロールの弱点です。

「青邏さん!こんなに弱点教えちゃっていいの!?」

「青邏さんおアホ?」

とか言われそうですが、構築でなんとでもなります。それが5Cコントロールです。

※基本的に青邏さんはおアホです。?(*´∀`*)呼んだ?

 

青邏さんなりに丸い5Cコントロールをサンプルとして作りました。それを使って説明します。

あと回してみたい人は作ってみてね!

メインデッキ

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超次元ゾーン

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・マナ色について

まずはマナ色のお話です。

他のデッキでも考えられる問題ではありますが、5Cコントロールではそれ以上に問題です。

メインデッキは40枚です。実際ゲームではマナに置くカードとプレイするカードがあり、同じ色のカードを最低でも2枚は引く必要があります。5色、単色8枚で構築した場合、その確率は0.26。3色、単色13枚で構築した場合、その確率は0.53。5色と3色で約2倍の差があります。その分構築の難易度が高く、扱いが難しいデッキだということです。

ここで5色の強みであり弱みでもある多色のお話をします。多色カードはマナコスト+色を払うため強力なカードが多いです。また、多色カードはカード1枚で最大3色のマナを持っています。つまり最低2枚でマナゾーンに5色を揃える事ができます。しかし、多色カードはマナゾーンに置くときタップして置くという共通効果が存在します。例えば5ターン目に4マナあり、マナゾーンに単色カードを置くことができれば5マナでカードを使うことができますが、多色カードしかない場合多色カードはタップして置くため4マナしか使うことができません。これを俗に言う多色事故というものです。その他に、使用したいカードの色がマナゾーンに無く、使用したいカードの色を支払えない。これを俗に言う色事故と言うものです。5Cコントロールに多色を採用するメリットがとても大きいため、これらの事故に目を瞑る事ができると言えます。次に各色のバランスについて、デッキには初動で必要となるカード(例えばフェアリーライフ)の色をスタートカラーと言います。これが少ないとフェアリーライフを引いてもマナに緑がないと言うことが発生します。そのためスタートカラーは他の色より多く採用すると安定性が向上します。サンプルのリストでは

火:10枚(0.250)

水:16枚(0.400)

自然:20枚(0.500)

光:11枚(0.275)

闇:10枚(0.250)

ゼロ:1枚(0.025)

単色:20枚(0.500)

多色:20枚(0.500)

※カッコ内は「枚数/40」で計算した確率です。

で構成しています。

 

・ブーストカードの枚数について

サンプルのリストでは初動8枚、中盤2枚の合計10枚を採用しています。

初動8枚にしている理由があります。

8枚だと3ターン目までに引ける確率が0.82です。

もし6枚だった場合、引ける確率は0.71

10枚だった場合、引ける確率は0.89です。

ブーストカードが多いに越したことはないのですが、10枚採用した場合、デッキの1/4がブーストカードではデッキパワーが低下してしまいます。逆に少ないとブーストカードを引けず動けない状態になります。さまざまな兼ね合いによって8枚採用しています。又、2枚はツインパクトなので単純にブーストだけのカードは6枚です。これによってデッキパワーの向上、デッキの安定性の向上を図っています。

 

・各採用カードについて

サンプルリストの採用カードについて説明します。

 

・フェアリーライフ

原点にして頂点(y=-x^2,x=0)です。初動として2枚採用しています。このデッキは4コストのカードをあまり採用していない、デッキパワーを維持したいので2枚採用しています。

 

・フェアリーミラク

5色の特権です。3->6に繋ぐことができる隠れたパワーカードです。1、2ターンの間にニコル、プチョを置くことで5色揃い、3ターン目単色を置き打つ事ができます。もしなくても打ちましょう。多分5色揃います。ちなみに3ターン目5色揃えてフェアリーミラクルを撃つことでデッドブラッキオのSSBの条件を達成できます。意外と重要なので覚えておきましょう。

 

・ホワイトグリーンホール

殿堂カードです。速度が遅い5Cコントロールでは速攻デッキなどによって盾が割られてしまい、危険な状態になる事があります。このカードでプリンプリンを出すことで盾を追加し、相手クリーチャーの動きを止めることによって防御力を向上できます。マナ回収もあり、序盤から終盤にかけて器用に動く事ができるため採用しています。

 

・どんどん吸い込むナウ

Sトリガー、除去、サーチをこなすカードです。

このカードの強みはデッドブラッキオ、サイゾウミストとのシナジーにあります。まだシールドが残っていて、Sトリガーでデッドブラッキオ、サイゾウミストを持ってきて、相手のクリーチャーをバウンスする事ができるとてもこのデッキと相性がいいカードです。単色と枠の都合上2枚です。

※盾ゼロでサイゾウミスト投げてこれが捲れるとめっちゃ強い。

 

・リバイヴホール

墓地回収と超次元を出せるカードです。ミラクルスターとシナジーを形成しています。また、勝利のガイアールカイザーからプチョヘンザになれるため、最速4ターン目にプチョヘンザを投げることができます。その他、リュウイカイザーで足を引っ張ったり、汎用性が高く、単色の闇という点で1枚だけ採用しています。

 

・ダイスベガス

このデッキのドローエンジンかつ防御札です。

一度置くと除去されない限りアドバンテージを稼ぎ続けてくれます。このデッキでは手札補充が難しく、防御力、とドロー、持続力によってコストパフォーマンスが優れているカードがダイスベガスです。防御面ではテック団やどんどん吸い込むナウ、ガロウズホールを撃つ事ができます。色の都合上3枚採用しています。

 

・ガロウズホール

殿堂カードです。殿堂に行くほどの強さを持つカードです。相手のクリーチャー除去、サイゾウミストなどの再利用などできる事がとても多く、出せる超次元の範囲も広いカードです。ダイスベガスでも撃つ事ができるカードです。

 

・ロマネスク

殿堂から帰ってきたパワーカードです。3色かつ4マナブースト。このデッキにおいて弱いところがほぼないです。毎ターン終了時にマナが減るのでトップオブロマネスクとどっちを選ぶかは難しいところですが、今回のリストではロマネスクからほぼ全てのカードがプレイできるため、2枚採用しています。

 

・ガードホール

超次元呪文で最もパワーがあるカードです。

クリーチャーをシールドに送れるため、デッドブラッキオのためのシールドを作ったり、場のサイゾウミストを埋めるなど防御面でも除去としても優秀で、出せる超次元の範囲が広いのも特徴です。また、色も優秀です。

 

・ミラクルスター

手札が枯渇するためハンデスがかなり厳しいですが、このカードがマッドネスで墓地の呪文を回収できるためハンデスにもそこそこ強く出る事ができます。このデッキの強い呪文を回収でき、基本的に手札が増えるためかなり強いカードです。

 

・テック団の波壊Go!

汎用性Sトリガーとでも言うレベルのカードです。

確定除去+カード除去ができるためドキンダムの封印を剥がしてドキンダムを除去して勝つこともあります。ドルマゲドンも同様にできます。また5以下バウンスなのでGRクリーチャーは実質全体除去できます。

 

・サイゾウミスト

3色かつ最終防壁です。マナ色として優秀、またデッドブラッキオとシナジーを形成。サイゾウミストの仕事が意外と多く、デッキ回復、盾落ちケア、と色々手が届かないところに手が届くカードです。ちなみにWブレイカーなので、打点としても運用する事があります。

 

・黒豆だんしゃく/白米男しゃく

このデッキの隠れたパワーカードです。下面は初動のブーストカードで終盤もマナ回収が付いているので序盤から終盤まで腐りにくい良カードです。

上面はTブレイカーで擬似ロックカードといったなかなかの性能で打点としても抑止力としても弱い点がほぼないレベルです。

 

・デッドブラッキオ

5色のデッキにしか入ってるのを見た事がないレベルのカードです。スーパーストライクバック(以下SSB)を持った防御カードです。Wブレイカー、除去、と打点としても優秀であり、素出しでもそこまで弱くないカード。相手ターンで出したデッドブラッキオを手札に戻してプチョヘンザになる事ができるため、デッドブラッキオを再利用でき、またプチョヘンザで盤面を取れるため、とても強いです。

 

・蒼龍の大地

Sトリガーでマナゾーンからマナゾーンの枚数未満のコストのクリーチャーを出せるカードです。これによって序盤置いたクリーチャーやマナブーストによってマナに落ちたクリーチャーを出す事ができ、火か自然だとバトルもできるためなかなかのパワーカードです。さまざまな使い方ができます。

 

・プチョヘンザ

リセットカードとSAケアできるTブレイカーです。

小型除去としても、相手クリーチャーをタップインさせる効果、打点としても優秀であり、このデッキではロマネスク、デッドブラッキオ、勝利のガイアールカイザー、ミラクルスターから革命チェンジで出す事ができます。デッドブラッキオとシナジーを形成しています。

 

・ニコルボーラス

8コストで7ハンデス、AT時に1体除去できるカード単純なパワーカードです。色も3色でとても優秀で打点としてもWブレイカーでAT時に1体除去できるため文句なしです。

 

・ドキンダムアポカリプス

あまり見ないカードですが、パワーカードです。出た時場のクリーチャー全てに封印をつける。(自分のクリーチャーも付きます。こいつも着く)

Wブレイカーで打点としても優秀で蒼龍から出すとめちゃくちゃ強いです。あと横展開するデッキにはLO狙えたりします。

 

ナンバーナイン

フィニッシャーその1です。相手の呪文を止めます。パワー9000なので除去もされにくいです。あとはプロモがカッコいいです。はい。

 

・「覇道」の頂シュラ・ベートーベン

フィニッシャーその2。マナからドラゴンを召喚でき、ドラゴンを召喚した時に任意で2ブースト。ドラゴンにスレイヤー、SAを付与してくれる。スレイヤーにするのがなかなか強い。SAは打点が必要な時にかなり使います。

 

・ドラゴ大王

フィニッシャーその3。ドラゴン以外出なくなり、ドラゴンを採用していないデッキにはめちゃくちゃ刺さります。ちなみにサイゾウミストが使えなくなる点に注意が必要です。

 

・VANベートーベン

フィニッシャーその4。相手クリーチャー全体バウンス。相手のドラゴン、コマンドが出せなくなるようになります。また、エターナルΩなので封印くらいでないと解決されないのが強みです。

 

ざっと書きました。とりあえずこんな感じです。

5Cコントロール使ってみたい!とかそういう方は是非サンプルを試してみてください。

まだまだ書きたいことがあったのですが、疲れたのだ

_:(    _ ́ω`):_ふにゃ...